- 骨盤内臓器への放射線治療に関連して発生した腸炎
- 原疾患は前立腺癌や子宮癌,膀胱癌,肛門部癌など
- 頻度は前立腺癌で約22%,婦人科系疾患では約20%
- 症状はS状結腸の出血性変化や潰瘍,狭窄,瘻孔など
- 時期は早期(照射中~後数週)と晩期(数ヵ月後~)
- 原因は早期なら腸管上皮細胞への直接的作用(浮腫)
- 晩期は動脈内膜炎による血管壁肥厚+微小循環障害
- 重症度は0(異常なし~血管拡張)~Ⅲ狭窄,Ⅳ瘻孔
- 治療は基本対処療法(内服加療や内視鏡的治療など)
💁 放射線に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 川崎)
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