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2023-07-09

Heerfordt syndrome ヘールフォルト症候群

  • サルコイドーシスの一型で発熱に加えぶどう膜炎耳下腺腫脹顔面神経麻痺
  • 由来はオランダの眼科医Christian Frederick Heerfordtによる1909年の報告(
  • この3所見がすべてそろった場合は完全型に,2所見のみの場合は不完全に分類
  • 発生頻度はサルコイドーシス全体の2%で完全型はサルコイドーシス全体の0.3%
  • 25例中男性11例,女性14例,年齢22~59歳,21例は症状出現に時間差(下表)
  • 治療は通常のサルコイドーシスと同じ(顔面神経麻痺ではステロイド全身投与)
  • 復習:関節炎と結節性紅斑,両側肺門リンパ節腫脹の三主徴はレフグレン症候群

参考)日サ会誌 2021;41:71-5,他

32歳女性例(パネルDはプレドニン60㎎/日を開始19日目)


💁 サルコイドーシスに関する過去の投稿 ➜ コチラ

(投稿者 川崎)

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