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2025-08-27

ツッカーカンドル器官 Organ of Zuckerkandl

👽 Zuckerkandl器官
  • ヒトの胎児や新生児で認めるクロム親和細胞の集団
  • 大動脈の分岐部または下腸間膜動脈の起始部に存在
  • 由来はハンガリーの病理医 Zuckerkandl E (1849–1910)
  • 胎児循環系にカテコールアミンを分泌(血圧の調節)
  • 副腎髄質の発達に伴い1歳半~退化(春期以後なし)
  • パラガングリオーマまたは褐色細胞腫の発生源となる

参考)内科 2015;116:500,他

- パラガングリオーマ(傍神経節腫/髄外褐色細胞腫)を発症した39歳男性 -

(投稿者 川崎)

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