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2025-11-26

😊 看護学生との会話

  • 看護学生 「先生,それってアカシジアですか?」
  • 指導医師 「アカシ...ジア?」
  • 看護学生 「アカシジア,ジストニア,ジスキネジアです」
  • 指導医師 「何?…アカシジア...ジス...キネジア??」
  • 看護学生 「はい,国試の勉強で覚えたのですが...」

第109回(2020)看護師国家試験 午前66問
Aさん(25歳、男性)は、統合失調症と診断された。抗精神病薬の内服を開始した2日後、Aさんはそわそわして落ち着かず「足がムズムズする」と歩き回るようになった。

Aさんにみられている状態はどれか。

 
 
 
 

判定

📐 解説
  • アカシジア(Akathisia)の別名は静座不能症で、下肢等のムズムズ感により、じっと座った状態を保持できず徘徊や足踏みなどがみられる。精神病薬の副作用による錐体外路症状の1つである。
  • ジストニア(Dystonia)は抗精神病薬の副作用で、眼球の上転や舌の突出、痙性斜頸、頸部後屈など筋緊張の異常を認める。
  • ジスキネジア(Dyskinesia)は、抗精神病薬の長期服用で起こる遅発性副作用で、反復的な不随意運動(顔を歪める・舌を突き出す・唇をすぼませる・歩行困難など)を呈す。
  • ミオクローヌス(Myoclonus)は、突然生じる短時間の筋収縮(不随意運動)で、てんかん発作だけではなく正常な状態でも起こる(抗精神病薬の副作用ではない)。

参考)看護roo

💫 国家試験に関連した過去の投稿 ➜ コチラ

(投稿者 川崎)

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