- 概略 子宮頚部の成熟度を評価するスコア(初産婦にのみ適応/経産婦には不可)
- 提唱 米国の産婦人科医 Bishop E(1913-1995)(Obstet Gynecol 1964;24:266-8)
- 項目 頸管開大度・頸管展退度・児頭下降度・頸管硬度・子宮口位置の5つの指標
- 計算 合計点を算出(下表:0~4点は不成熟,5~9点はやや成熟、9~13点は成熟)
- 解釈 9点以上なら24時間以内に90%分娩,8点以上なら70~80%が2日内に児娩出
😁 おまけ
- 上表の各指標の順番を少し変更してみると面白い. 頸管展退度(back)➜ 子宮口位置(station)➜ 頸管硬度(hard)➜ 頸管開大度(open)➜ 児頭下降度(position),つまりbshopで開発の名前に類似する.
- Bishop先生が発表時にそこまで考えたうえで命名したかは不明(オリジナル論文が無料公開されていないため...どなかたご存じ方はコメント欄へ).でも,もしそうならこれはすごいこと(半世紀以上も活用されている)
(投稿者 川崎)