- 好酸球性血管浮腫(EAE)で再発せず自然寛解する一群
- 邦名はEAE(反復性)に対し非反復性好酸球性血管浮腫
- 東北大学の皮膚科医 Chikama らが1998年に提唱(#)
- 本邦からの報告が多い(他は韓国や中国など東アジア)
- ほとんどが女性で20-40代に多く夏季から秋季が90%
- 症状は四肢浮腫や蕁麻疹(EAEに比して軽く顔面は稀)
- 末梢血好酸球の著明上昇(血清IgMは正常~軽度上昇)
- 病理は皮膚組織に好酸球の浸潤(皮膚以外の浸潤なし)
- 原因は不明で予後は良好(ステロイド全身投与が奏功)
- 約4~8週程度で自然軽快するため無治療で観察も可能
(投稿者 川崎)











