このブログを検索

2016-08-14

一過性の高血圧

当直中に一過性の高血圧を主訴に来院する症例をしばしば経験する.
「高血圧治療ガイドライン2014」を参考にその対処法をまとめてみた.

  • 臓器障害を伴わない一過性の高血圧は,褐色細胞腫を除き緊急降圧の適応ではない
  • 具体的な血圧値の記載はないが,概ねⅢ度以上の高血圧(180 and/or 110mmHg以上)
  • 疼痛や尿閉,精神的要素など血圧上昇の原因があれば取り除くように努力する
  • 繰り返し測定でも持続する時は中間持続型(1日2回投与)のCa拮抗薬,ARB,ACE阻害薬の内服

ニフェジピンカプセル(アダラート)の内容物は過度の降圧による臓器虚血を生じる可能性あるため避ける.
ニフェジピンL(アダラートL)の内服は現実的な対処法の一つと考えられる.

(投稿者 川崎)

0 件のコメント: