- 妊娠中毒症の本体は高血圧であるため日本産科婦人科学会が名称を妊娠高血圧症候群に変更(2005年4月)
病型 (日本妊娠高血圧学会 娠高血圧症候群Q&A)
- 妊娠高血圧症候群=妊娠20週~分娩後12週までに出現した高血圧または高血圧に蛋白尿を伴う病態
- 高血圧合併妊娠=妊娠前から高血圧がある場合の妊娠(ただし高血圧の増悪時は妊娠高血圧症候群)
- 妊娠中毒症=妊娠20週∼分娩後6週に出現した高血圧,蛋白尿,浮腫の少なくとも一つが出現した病態
妊娠高血圧症候群 (日内会誌 2015;104:247-52/日内会誌 2018;107:713-9)
- 英語表記はHypertensive Disorders of Pregnancy (HDP)/旧名はPregnancy Induced Hypertension (PIH)
- 妊娠初期の胎盤形成でらせん動脈のリモデリング不全 ➜ 高血圧や蛋白尿等の臓器障害(いわゆる胎盤病)
- 妊娠高血圧症候群は母体の脳出血や帝王切開,早産,低出生体重児,胎児死亡,出産後の心血管病と関連
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(投稿者 川崎)
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