実際の手技
- 2枚のパッチ電極を心臓を挟むように左前胸部と背部に装着する
- ペーシングモードをONにする
- 心拍数80/分に設定する
- 心静止の場合には最大出力から漸減させ,徐脈の場合には10mAより出力を漸増してQRSが捕捉される閾値を測定する
- ペーシング出力を捕捉閾値より10%高いレベルに設定する
- ペーシング捕捉中の脈拍,血圧をチェックする
- 意識があれば鎮痛のためにモルヒネ,ペンタゾシン等を投与する
- 心拍数を調整し,自己心拍があればスタンバイモードにする
循環器医のための心肺蘇生・心血管救急に関するガイドラインより(2019年7月閲覧)
👾 おまけ
- 安静時心拍数の10-20%増+出力38-70 mA+30分の経皮ペーシングでも骨格筋や心筋の障害(CK, CK-MB, troponinで判定)は確認されない(StatPearls Publishing; 2019 Jan-2019 Feb 28)
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(投稿者 川崎)
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