- Dynapenia(ダイナペニア)=加齢に伴う筋力低下(筋肉量とは区別)➜ 米国のClark博士が2008年に提唱(J Gerontol A Biol Sci Med Sci 2008;63:829-34)
- Sarcopenia(サルコペニア)=加齢に伴う筋肉量低下(筋力とは区別)➜ 米国の医師Rosenbergが1997年に提唱(J Nutr 1997;127:990S-1S)
ただし欧州ワーキンググループ(EWGSOP)やアジアワーキンググループ(AWGS)は,加齢に伴う筋量(四肢筋量)の減少,筋力(握力)ならびに身体機能(歩行能力)の低下を用いて複合的にsarcopeniaを定義することを提案している(体力科学 2016;65:491-501).
おまけ 💨
- サルコペニアと肥満を合併したサルコペニア肥満(Sarcopenic obesity/低筋肉型肥満)は,要介護状態・歩行障害・転倒・骨密度低下・低栄養・インスリン抵抗性・拡張期高血などのリスクが単なる肥満やサルコペニアよりも高いことが知られている(日老医誌 2012;49:210―3).
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(投稿者 川崎)
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