- 完全房室ブロックに対して恒久的ペースメーカが植込まれている症例
- 心室中隔中部から左室に突出する異常構造物あり
- 心室中隔基部の菲薄化と右室への突出が目立つ
🐤 当院での判断
ペースメーカ植込み時に心臓サルコイドーシスと診断されていたことが判明したため,本例の心室中隔基部の菲薄化は心臓サルコイドーシスに関連する病変と考えた.その後,加齢に伴いS字状中隔が加わって,菲薄化部分の右室への突出と菲薄化以遠の左室内への突出が目立つようになったと最終的に判断した.ただし心臓腫瘍を完全には否定できないため慎重に経過観察中である.
ペースメーカ植込み時に心臓サルコイドーシスと診断されていたことが判明したため,本例の心室中隔基部の菲薄化は心臓サルコイドーシスに関連する病変と考えた.その後,加齢に伴いS字状中隔が加わって,菲薄化部分の右室への突出と菲薄化以遠の左室内への突出が目立つようになったと最終的に判断した.ただし心臓腫瘍を完全には否定できないため慎重に経過観察中である.
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(投稿者 酒井/川崎)
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