歩行時違和感で来院した症例の頭部MRI T2*強調画像
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左視床の微小脳出血
- 頭部MRIは急性期脳出血に有用でないと考えられCTで出血の有無を判断することが多かった
- しかし頭部MRIのT2* (ティー・ツー・スター) 強調画像は出血に有用である(特に微小出血)
- 感染性心内膜炎症例での急性期微小出血の有無は外科手術の可否に影響するためとても重要
- 同法は微小出血以外にも血管腫や脳表ヘモジデリン沈着，びまん性軸索損傷の検出に優れる
- T2*は局所磁場の磁化率に強く影響を受けヘモグロビンやヘモジデリンで短縮(黒く抜ける)
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（投稿者 川崎）
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