- 血圧低下時あるいはショック時に受動的に下肢を挙上して前負荷を増加させようとする手技
- 臥位で約300ml,半座位からなら約450mlの血液が心臓に灌流(Circulation 1981;64:146-52)
- 輸液反応性の判定に利用する ➜ 感度85%,特異度91%(Intensive Care Med 2016;42:1935-47)
- ただし同反応は一過性 ➜ 20秒後に増大して7分後には効果が消失(J Trauma 1982;22:190-3)
- 逆に下肢を挙上するショック体位の継続は誤嚥性肺炎や人工呼吸器関連肺炎のリスクになる
(投稿者 川崎)
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