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2017-12-22

輸液反応性 Fluid responsiveness

輸液反応により心拍出量が増えるか否かで容量管理の指標になる

判定方法
急速補液250mlで心拍出量や一回拍出量が10–15%以上増加=反応あり(Intensive Care Med. 2016;42:324-32

他の指標
中心静脈圧,肺動脈圧,脈圧変動,1回拍出量変動,足上げ試験,下大静脈径の呼吸性変動など(ただしいずれの指標もかなりの問題点を有する)


  • 少しわかりにくいフローチャートだけれど,いずれの指標でもいいから輸液反応性がありそうならリスクを考慮しながら補液をしようと解釈できる(?)
  • "Mini" fluid challengeは生食100mlの膠質液を1分で投与して心エコー図で左室流出路の時間積分値VTIを評価する方法(Anesthesiology. 2011;115:541-7

(投稿者 川崎)

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