- CPPA=Chronic progressive pulmonary aspergillosis(邦名は慢性進行性肺アスペルギルス症)
- 糸状菌のアスペルギルス属(Aspergillus fumigatusやA. niger,A. terreus等)による真菌症
- 肺アスペルギルス症の一つで,CPPA以外の病型として侵襲性,単純性,アレルギー性がある
- CPPAは通常,陳旧性肺結核やCOPD,胸部外科手術後,間質性肺炎など肺の基礎疾患と関連
- 特徴は1月以上の咳・熱+進行性の肺空洞影・胸膜肥厚+抗菌薬・抗酸菌薬無効+炎症反応
- 適切なバイオマーカーはない(血清ガラクトマンナン抗原や血清βグルカンの陽性率は低い)
- アスペルギルス沈降抗体検査は約90%が陽性であるが保険収載なし/培養の陽性率は約50%
- 本邦の5年間の発症率は人口10万あたり2.5人で5年生存率は18%~49.8%と予後不良である
ベータ β beta D グルカン
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(投稿者 川崎)
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