- 観念 眼症状と内耳障害を主とする慢性炎症性疾患(血管炎症候群の一つ)
- 由来 米国の眼科医であるCoganの初報(Arch Ophthalmol 1945;33:144-9)
- 疫学 78例の検討では発症年齢は平均25歳(5歳~63歳)で男女差はなし
- 原因 確定はされていないが,自己免疫性の機序を持つと想定されている
- 症状 眼(充血や疼痛)+耳(めまいや難聴)+稀に全身(発熱や倦怠感)
- 鑑別 ウイルス性またはクラミジア角膜炎,梅毒,ライム病,膠原病など
- 治療 ステロイド点眼薬や副腎皮質ステロイド内服薬,免疫抑制薬など
- 予後 症例毎に大きく異なるが5%程度で失明,25~50%程度で聴力消失
(投稿者 川崎)
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