ボタンホール穿刺 Buttonhole Cannulation

• 概略　皮膚表面〜シャント血管壁間に作成された固定穿刺ルート（＝ボタンホールトンネル）
• 手法　同一箇所を複数回通常穿刺して作成（下図）し，以後は先端とエッジが鈍な針を利用
• 利点　疼痛緩和，穿刺ミス回避，シャントの寿命延長，ストレスと時間の軽減，綺麗な外観
• 欠点　通常穿刺に比べシャント関連感染症が多い（ただし痂皮除去や消毒徹底で予防は可能）

参考）透析会誌 2022;55:209-13，他

簡易ボタンホールの作成方法

（透析会誌 2010;43:839-42）

健全なボタンホールと感染を生じたボタンホール

（Kidney360 2020;1:322-5）

💁 透析に関する過去の投稿 ➜ コチラ

（投稿者　川崎）