- 米外科医 Qvarfordt らが提唱した病態(J Vasc Surg 1984;1:903-9)
- 腎動脈レベルの大動脈に限局性の石灰化による狭窄を呈した病態
- 症状は腎血管性高血圧や腹部アンギナ,間欠性跛行,腎不全など
- 正確な原因は不明(ただし通常の動脈硬化性疾患と異なると予想)
- CRA 124名の検討では平均年齢は59歳(37-84歳)で62.1%が女性
- 以前の主な治療は血栓内膜摘除(しかし高い手術死亡率:11.6%)
- 近年は高リスク例に非解剖学的バイパスやステント(下図)など
A:石灰化病変が腎下大動脈に突出/B:ステントグラフトで拡張(矢印)
💁 大動脈に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 川崎)
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