発熱で施設から搬送された高齢者(要介護5)
🚨 臨床現場
- 直腸が拡大しその内部に便塊が疑われる
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直腸と膀胱の間に液体が貯留しガスあり
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最終診断は子宮留膿腫(Klebsiella 検出)
💣 現場実況
- 本例はER室で尿道バルーンが挿入された.留置直後は黒褐色の液体の流出を認めたが,その後に尿と思われる液体の流出は得られなかった.その後にバルーンが膀胱ではなくて子宮に留置されていたことが判明した.
- 子宮留腫は内科でも稀ながら経験します.子宮留水腫62.7%,子宮留膿腫27.5%,子宮留血腫9.8%だそうです(過去の投稿).直腸と子宮の瘻孔から子宮留糞腫(子宮留便腫?)の経験もあり 😯 コチラ です.
👻「今週の一枚」の過去の投稿は コチラ(PC版なら画面右の分類からも選択可)
(投稿者 川崎)
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