- 概略 甲状腺機能低下でミオパチー(筋疾患)を伴った状態
- 名称 独の神経内科医である Johann Hoffmann (1857–1919)
- 症状 運動不耐性,筋肉疲労やけいれん,筋肉痛,筋弛緩遅延
- 特徴 深部腱反射の遅延(特にアキレス腱反射の弛緩相の遅延)
- 検査 筋電図は正常,神経障害性,筋障害性,混合型などが有
- 採血 血清CKは正常~上昇(もちろんT3・T4低下+TSH上昇)
- 治療 甲状腺ホルモン補充(予後良好で筋肥大は約3月で改善)
ホフマン症候群の一例(2019 Shiro MATSUBARA)
①
甲状腺機能低下症の患者に筋の仮性肥大が見られたが、筋力は軽度に低下していた。② 筋生検では筋線維横径の異常な大小不同、一部の線維の変性、および間質の開大が見られた。
(投稿者 川崎)
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