- 概要 神経系発達障害を主体とした重度かつ進行性のX連鎖性疾患(ほとんどが女児)
- 命名 ウィーンの小児神経科医である Andreas Rett が1966年に報告した疾患(※)
- 原因 80~90%にXq28に連鎖するMECP2遺伝子の変異(他はCDKL5やFOXG1の変異)
- 疫学 出生女児10,000人当たり約1例の頻度(男児は出生前または乳児期早期に死亡)
- 症状 乳児期早期に外界への反応の欠如、筋緊張低下,その後に手の常同運動など
- 治療 根本的治療法ななく対症療法(理学療法,療育,薬剤療法,側弯などは手術)
- 予後 全身進行性で生命予後は感染症や誤嚥,QT延長の不整脈などの合併症による
参考)難病情報センター,他
(投稿者 川崎)
0 件のコメント:
コメントを投稿