- 社交場面や対人面の恐れや不安などで日常生活に支障を生じた病態
- DSM-IVでは社会恐怖の診断名に「社会不安障害(ASD)」が併記
- (DSM=Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersの略)
- 社会恐怖は大うつ病性障害,アルコール依存に次ぎに多い精神疾患
- 米国の18歳以上の約2万人の2.4%がSADでそのうち約70%が女性
- アジア圏では台湾で0.4%,韓国では0.2–0.6%と欧米よりも低頻度
- 頻度18–29歳13.6%,30–44歳14.3%,45–59歳12.4%,60歳~6.6%
- 他の精神疾患の併存率も上昇し特にうつ病や自殺のリスクに要注意
- わが国固有の対人恐怖症とほぼ同一疾患概念として捉えられている
- 見逃されている精神疾患で診断と治療が十分には行き届いていない
(投稿者 川崎)
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