薬剤名(一般名) | 臨床症状 | 機序・危険因子 |
カルバペネム系抗菌薬 メロペン(メロペネム) フィニバックス(ドリペネム) チエナム(イミペネム・シラスタチン) カルベニン(パニペネム・ベタミプロン) オラペネム(テビペネム) |
てんかんの発作が再発することがある。 | バルプロ酸の血中濃度が低下する。 |
2.併用注意(頻用薬のみ抜粋)
薬剤名(一般名) | 臨床症状 | 機序・危険因子 |
ワーファリン(ワルファリンカリウム) | 左記薬剤の作用が増強することがある。 | 遊離型の左記薬剤の血中濃度を上昇させる。 |
サリチル酸系薬剤 バイアスピリン(アスピリン)等 |
バルプロ酸の作用が増強されることがある。 | 遊離型バルプロ酸濃度が上昇する。また、バルプロ酸の代謝が阻害される。 |
エリスロシン(エリスロマイシン) タガメット(シメチジン) |
バルプロ酸の作用が増強されることがある。 | 左記薬剤が肝チトクロームP-450による薬物代謝を抑制し、バルプロ酸の血中濃度が上昇する。 |
ベンゾジアセピン系薬剤 セルシン(ジアゼパム)等 |
左記薬剤の作用が増強することがある。 | 遊離型の左記薬剤の血中濃度を上昇させる。 |
(投稿者 小森)
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