- 肺炎球菌(S. pneumoniae or Pneumococcus)⇒ 肺炎,急性中耳炎,敗血症(←壁貫通能力が高いため)
- 緑色連鎖球菌(S. viridans)⇒口腔内に常在する弱毒菌で感染性心内膜炎を引き起こすことがある
2.β溶血性(完全溶血) ← 比較的急性発症(胸膜炎による突然の胸痛など)
- A群β溶血性レンサ球菌 ⇒ 咽頭扁桃炎,猩紅熱,溶連菌感染後急性糸球体腎炎,リウマチ熱,壊死性筋膜炎など(溶連菌といえば通常はこのA群βをさす)
- B群β溶血性レンサ球菌 ⇒ 膣の常在菌であるため経腟分娩による新生児の細菌性髄膜炎や敗血症
3.γ溶血(非溶血)
- 口腔内の常在菌で臨床上の重要性には乏しい
(投稿者 川崎)
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