- 周術期に静脈血栓塞栓症(VTE)の発症リスクを予想するスコア
- 米の外科医 Caprini らが1991年に開発(#)➜ その後複数回改訂
- 静脈鬱滞、内皮損傷、過凝固状態に関連する因子を定量化(下表)
- 高リスク患者を早期に特定し抗凝固療法および機械的予防を考慮
- 低リスク 0~1点:早期の歩行開始、薬物療法や機械的予防は不要
- 中程度リスク 2 点:必要に応じて機械的予防または薬理学的予防
- 高リスク 3〜4 点:入院中は薬物予防が推奨、必要なら機械的予防
- 超高いリスク 5点以上:薬物と機械的予防の併用かつ退院後も延長
- (ただし項目が多く本邦では広く使用されず検証も十分ではない)
(投稿者 川崎)

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