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2025-12-07
ヒスタミン食中毒 Histamine poisoning
概略
高濃度のヒスタミンを含む食品を摂取することによって発症
形態
アレルギー反応と異なり免疫グロブリンの
IgE抗体を介さない
症状
摂食30分程度で顔面~口~耳の紅潮,頭痛,じんま疹,発熱
経過
6~10時間で回復(重症は稀で抗ヒスタミン剤で速やかに全治)
産生
アミノ酸の一種ヒスチジンからヒスタミン産生菌により生成
原因
赤身魚などを常温に放置するとヒスチジンが食品に蓄積される
注意
ヒスタミンは一度生成されると加熱では壊れない(冷蔵保存)
参考)
食衛誌 2022;63:3109-116
- 魚種別ヒスチジン含有量 -
(
消費者庁 ヒスタミン食中毒
)
(投稿者 川崎)
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