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2026-09-11

クラゲ刺傷

  • 先日,クラゲに刺された症例をカンファレンスで議論しました.
  • 当院は海から離れたエリアにあるためこのような症例は稀です.
  • 担当医が調べてくれたことを忘備録としてアップしておきます.
   
💢クラゲ刺傷💢
  • クラゲが属する刺胞動物は、1本の触手に数千の刺胞を持つ。刺胞に含まれる毒素によって、様々な症状が生じる。クラゲが自発的に人を襲うことはなく、偶発的に接触することで危害は生じる。世界中で年間1億5000万件程度のクラゲ刺傷が起きているとされる。危険なクラゲの種類として、ハコクラゲ、ライオンタテガミクラゲ、ヤナギクラゲ等が知られる。
  • 症状は、あまり重篤でないことが多い。軽度な症状としては、痛み・掻痒感・皮疹がある。重度の症状として、呼吸困難、筋痙攣、胸痛、水疱、流涙、嘔気・嘔吐、大量発汗、嚥下困難、腹痛などが生じることがある。クラゲ刺傷に特異的な検査は特に存在しない。
  • 治療は、 ①淡水でなく海水で傷口をしっかり洗浄する(淡水は未発射の刺胞を刺激する)。 ②ピンセットや手袋を使って、皮膚から触手を取り除く。 ③酢や消毒用アルコールを皮膚に塗布する(カツオノエボシに対して酢は使用禁)。 ④疼痛に対し、カラミンローションやヒドロコルチゾン軟膏に塗布する、温水に浸すなどの対症療法を行う。 ⑤痛み止め、抗毒素、抗ヒスタミン薬を処方することもある。

【参考】

(投稿者 岡本/川崎)

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