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2017-04-30
グラム染色クイズ
人工呼吸器管理中に発生した肺炎.診断は?
多数のグラム陰性菌が出現し,一部は好中球に貪食されている.フィブリンも目立つ.
双球菌のモラクセラ
などの球菌とは形態が異なり,
短桿菌のヘモフィルス
にしては明瞭すぎる.
最終診断は
ムコイド非産生の緑膿菌
(投稿者 川崎)
松下金曜会 「発熱」
発熱の
レッドフラッグ
と重篤な原因
高熱(>41℃) ⇒ 中枢神経系感染症,神経弛緩薬悪性症候群,熱中症
発疹 ⇒ 髄膜炎,敗血症性ショックの菌血症,リケッチア症
精神状態や感覚の変化 ⇒ 髄膜炎,脳炎,神経弛緩薬悪性症候群,熱中症,敗血症性ショックの細菌感染
めまいやふらつき感 ⇒ 敗血症性ショックの細菌感染,迷路炎を伴うウイルス感染,副腎機能不全,肺塞栓
直近の化学療法 ⇒
発熱性好中球減少症
息切れおよび胸痛 ⇒ 肺塞栓,肺炎,蓄膿症
参考書籍:「聞く技術 答えは患者の中にある」
(投稿者 川崎)
2017-04-29
アルコールは1日20gまで
厚生労働省「健康日本21」
によると節度ある適度な飲酒としては1日平均純アルコールで約20g程度まで
(サッポロビール株式会社 適正飲酒のすすめより)
肝硬変の発生頻度
日本酒7合(アルコール140g)/日×10年以上⇒約20%,15年以上⇒約50%(
厚生労働省のe-ヘルスネットより
)
(投稿者 川崎)
外傷パンスキャン
外傷例で行われる頭部~骨盤(大腿骨骨折時には膝まで)の64列以上のマルチスライスCT撮影
一般的なプロトコールは頭部単純CT後に頸部~骨盤の造影CT(動脈相と平衡相)を一気に撮影
外傷4621例の後ろ向き多施設検討で外傷パンスキャンは生存率を上昇
Lancet 2009;373:1455-1461
お薦め ⇒
日常の救急診療においてCT検査(3D 画像)が果たす役割 頭頸部外傷 2014;24:9-14
(投稿者 川崎)
2017-04-28
CTクイズ(強い頸部痛)
解説
同疾患に対する以前の投稿(サマリー) ⇒
コチラ
(投稿者 川崎)
下血と血便
下血=黒色便=上部消化管出血
血便=鮮血便=下部消化管出血
消化管出血は見た目が全てなので、必ず直腸診をして自分の目で確認!
(投稿者 堀田)
健診 vs 検診
健診
(健康診断あるいは健康診査の略)
危険因子の存在を早期に把握するため = 対象は健常者 ⇒
一次予防
(例:学校健診,職場健診,乳児健診,基本健診)
検診
特定の疾患を早期発見するため = 対象は危険因子の保有者 ⇒
二次予防
(例:乳癌検診,大腸癌検診,肺癌検診,歯科検診)
おまけ
メタボは健診が正解,ドックはどちらも可(内容により異なる)
(投稿者 川崎)
グラム染色クイズ
若年女性のバルトリン腺の分泌液をグラム染色した.診断は?
好中球に貪食されたグラム陰性球菌を認める.培養およびPCRから淋菌
Neisseria gonorrhoeae
と同定
グラム陰性球菌
の基本パターンは
喀痰⇒モラクセラ
,
髄液⇒髄膜炎菌
,
性器⇒淋菌
(いずれも双球菌)
髄膜炎菌と淋菌はナイセリア属.ナイセリア属で病原性があるのはこの2菌種のみ(他は口腔内の常在菌)
(投稿者 川崎)
2017-04-27
子宮留膿腫 しきゅう りゅうのうしゅ
子宮頸管や膣が閉塞し子宮腔内に膿が貯留した状態
原因 子宮頸癌や大腸癌,老人性頸管委縮による頸管狭窄など
症状 膿性帯下,性器出血,下腹部痛,発熱,穿孔による腹膜炎など
細菌
E.coli,Klebsiella,Pseudomonas,Clostridium,Bacteroide
など
治療 経膣的子宮洗浄およびドレナージと抗菌薬,穿孔時は開腹手術
参考論文
急性腹症で発症した子宮留膿腫の2例.日臨外会誌 2010;71:533-536
※高齢女性に多い疾患であるが若年女性なら処女膜閉鎖症を疑う必要がある
(投稿者 川崎)
2017-04-26
第20回 松下バイリンガルカンファレンスより
アセトアミノフェン acetaminophen 【əˌsiːt̬əmɪn.ə.fen / アシィトゥァミィナァファン】
実際の音声はコチラ ⇒
英単語 acetaminophen 発音と読み方
アセトアミノフェンが処方された ⇒ Acetaminophen was prescribed.
アセトアミノフェンの発熱時頓用 ⇒ acetaminophen as needed for fever
(投稿者 川崎)
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