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2018-03-31

グラム染色クイズ

尿道バルーンが留置されている症例の尿グラム染色(強拡大)



(投稿者 川崎)

2018-03-30

心不全の急性期離床プログラム

ステージ 1 ステージ 2 ステージ 3 ステージ 4 ステージ 5 ステージ 6
許可される安静度 ベッド上安静 端坐位 室内自由 トイレ歩行 棟内自由
(80mまで)
棟内自由
リハ実施場所 ベッド上 ベッドサイド ベッドサイド 病棟 病棟(リハ室) 病棟(リハ室)
目標座位時間
(1日総時間)
ギャッジアップ 1時間 2時間 3時間 3時間 3時間
ステージアップ 端座位 歩行テスト
自由速度10m
歩行テスト
自由速度40m
歩行テスト
自由速度80m
歩行テスト
自由速度80m×2-3回
6分間歩行テスト

🐧 ポイント
  • ステージ終了負荷試験で血行動態が安定していれば次のステージへ進むことが可能
  • 6分間歩行テストで300m程度の歩行ができればステージ6を終了して運動療法を導入
  • 軽症や若年例などではステージをスキップしたり6分間歩行距離をせずに CPX も可能

(投稿者 川崎)

2018-03-29

腎臓の疾患

💀 以前 ➜ 急性腎不全(acute renal failure, ARF) 慢性腎不全(chronic renal failure, CRF)
👴 最近 ➜ 急性腎障害(acute kidney injury, AKI) 慢性腎臓(chronic kidney disease, CKD

👶 「急性腎臓病とは言わないでね」





(投稿者 川崎)

2018-03-28

ACP and POLST

ACP=Advance Care Planning/アドバンス・ケア・プランニング
  • 将来にむけ,予め早い段階から,意思決定能力低下時も,患者が語ったり書いたりしたものにより,患者の意思が尊重され,家族や医療スタッフも,患者にとっての最善のケアが選択されると思えるような対話のプロセス(日老医誌 2015;52:217-23

POLST=Physician Orders for Life-sustaining Treatment/生命維持治療に関する医師による指示書
  • 事前指示の長い実践経験の延長上に米国で提唱された概念であり,指示内容に心停止時に心肺蘇生をしない Do Not Attempt Resuscitation(DNAR)を包含している(日集中医誌 2017;24:216-26

実際の様式例

(投稿者 川崎)

WBGT 湿球黒球温度

WBGT=Wet-bulb Globe Temperature=暑さを評価する総合的な温熱の指標
気温(乾球温度)・湿度(湿球温度)・輻射熱(黒球温度)に気流を考慮して算出
  • 屋外でのWBGT=乾球温度×0.1+湿球温度×0.7+黒球温度×0.2
  • 屋内でのWBGT=湿球温度×0.7+黒球温度×0.3

国際的指標で日本体育協会の「熱中症予防のための運動指針」にも採用
WBGT 運動指針(参考気温)
31℃~運動は原則中止 ➜ 体から熱を逃せない35℃~
28~31℃厳重警戒 ➜ 激しい運動は中止31~35℃
25~28℃警戒 ➜ 積極的に休息28~31℃
21~25℃注意 ➜ 積極的に水分補給24~28℃
~21℃ほぼ安全 ➜ 適宜水分補給~24℃

※熱中症に関しては コチラ
(投稿者 川崎)

2018-03-27

爆発 vs 破裂 

デジタル大辞泉の定義
  • 爆発 物質が急激な化学変化または物理変化を起こし,体積が一瞬に著しく増大して,音や破壊作用を伴う現象
  • 破裂 内部からの圧力などによって,勢いよく割れさけること

体内では破裂はあるが爆発はない(膀胱破裂や肝破裂など)
火葬時のペースメーカも破裂であり爆発ではない ➜ コチラ
ペースメーカー
(投稿者 川崎)

2018-03-26

第111回医師国家試験(平成29年)より

【問題B59】
63歳の男性。吐血のため救急車で搬入された。
現病歴: 2年前から食後に心窩部痛を感じていたが、多忙であったために医療機関を受診していなかった。最近になって、常に心窩部不快感があり食欲低下と全身倦怠感とを感じるようになった。2日前に便が黒いことに気付いたが、今朝、排便後に真っ赤な血を大量に吐いたため救急車を要請した。

この患者への対応として必要性が低いのはどれか。






判定

厚生労働省 「第111回 医師国家試験の問題および正答について」 より
異論があるかもしれませんがエビデンスからみるとこうなるのかも…👾

(投稿者 川崎)

血液培養

  1. 細菌が増殖するとガスが発生しボトル内圧が上昇 ➜ グラム染色と培養を行う
  2. 当院では感度を高めるため遠沈(3000回転×10分)後の沈澱物も観察している
  3. 培養液のグラム染色とシャーレ培養で菌が検出されなかったら偽陽性と判断


  • 本例では通常の塗抹,沈澱物いずれもグラム陰性球菌の集簇(クラスター)を認める
  • 最終的にMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)による感染性心内膜炎と診断された

(投稿者 川崎)

2018-03-25

ルイス誘導 The Lewis Lead

心房電位の判定に有用な誘導(肢誘導で右手を胸骨右縁第2肋間,左手を胸骨右縁第4肋間,右足と左足は同じ)
英国の心臓病医トーマス・ルイス卿(Sir Thomas Lewis, 1881–1945)が発見した(別名はS5誘導,the S5 lead)
Lewis T. Auricular fibrillation. In: Clinical Electrocardiography. 5th ed. London, UK: Shaw and Sons;1931:87–100.

実例Circulation 2009;119:e592-e593

解説
  • A=通常の心電図 120 bpmの幅の広い規則正しいQRS ➜ 上室性か心室性かは不明
  • B=ルイス誘導 心房活動(黒線の下)が明瞭でQRSと解離 ➜ 心室頻拍と確定可能

(投稿者 川崎)

2018-03-24

症例クイズ

  • 健康診断で血液データの異常を指摘された若い男性
  • 毎年異常を指摘されていたが症状なく放置していた
  • 既往歴に特記すべき事項なく内服している薬剤もない



(投稿者 川崎)