大動脈弁逆流(高度)と大動脈弁狭窄(軽度)を認める症例の心尖部で記録
心音図の解説 ➜
拡張中期ランブルと前収縮期雑音からなるオースチン・フリント雑音+Ⅲ音
👉 ちょこっとメモ
- 米国の医師 Austin Flint が発見(Am J Med Sci. 1862;44:29–54)
- 主に心尖部で聴取する拡張中期 and/or 前収縮期の低調性雑音
- Flintは妥協を許さない厳格者で医学に人名をつけることを嫌った
- 機序として左室流入血との衝突や心内膜面を擦る音などが提唱
👊 オースチン・フリント雑音を認めた他の自験例 ➜ 心音図塾 【症例93】
(投稿者 川崎)
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