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2019-10-14
睡眠相後退症候群 DSPS (Delayed sleep-phase syndrome)
慢性的な入眠困難と覚醒困難を特徴とする概日リズム睡眠障害
思春期から青年期に好発して社会生活に不適応・不利益となる
二次的な抑うつ状態やアルコール・薬物乱用を生じることがある
治療は朝の高照度光療法や夜のメラトニン投与(下図APZ)など
(
神経治療 2018;34:406-10
)
反する病態は夕方眠気と早朝覚醒を示す睡眠相前進症候群
英名はAdvanced sleep phase syndrome, ASPS
高齢者に多く原因は加齢に伴う生体リズム周期短縮の疑い
治療は入眠前の高照度光療法による生体リズムの位相後退
(
生理心理 2000;18:17-25
)
(投稿者 川崎)
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