副作用の概要
頻脈性不整脈(心室性)を対象とした調査症例6328例中、副作用が報告されたのは605例(9.56%)であった。また、糖尿病性神経障害を対象とした調査症例3673例中、副作用が報告されたのは279例(7.60%)であった。
重大な副作用
- 中毒性表皮壊死症(Lyell症候群):頻度不明、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):0.1%未満、紅皮症:0.1%未満
- 過敏症症候群:頻度不明
- 心室頻拍:0.1%未満、房室ブロック:頻度不明
- 腎不全:頻度不明
- 幻覚:頻度不明、錯乱:頻度不明
- 肝機能障害:0.1~5%未満、黄疸:0.1%未満
- 間質性肺炎:頻度不明、好酸球性肺炎:頻度不明
その他の副作用
肝で85%が非活性代謝物になる。CYP1A2によって2位、p位が水酸化され、CYP2D6によって2位、p位、m位が水酸化される。
(投稿者 小森)
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