このブログを検索

2022-01-21

MRSA乳腺炎は稀ではない

👶 乳腺炎(Mastitis)
  • 頻度は授乳中女性の3~20%(乳腺炎の定義や産後フォロー間隔で変わる)
  • 症状は圧痛や熱感,腫脹のあるくさび形をした乳房の病変,身体の痛み他
  • 経過は乳管閉塞 ➜ 非感染性乳腺炎 ➜ 感染性乳腺炎 ➜ 膿瘍と一連の流れ
  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が最多(連鎖球菌や大腸菌は少)
  • 12-24時間以内に症状が改善しない場合や急速に症状悪化時は抗菌薬開始
  • 抗菌薬2日以内に反応なし・再発・院内感染・重症例などでは血培を行う


👧 患者さんへの指導
  1. もっと頻繁に、最初に患側の乳房から授乳 
  2. 痛みが射乳反射を抑制している時には、健側の乳房から授乳を始めて、射乳が起こったらすぐに患側の乳房に切り替え
  3. 患部からの乳汁のドレナージをよくするために、下顎か鼻の向きが閉塞部位に向く位置に赤ちゃんを抱く
  4. 食用油か毒性のない潤滑剤を授乳の時に指に塗って乳房を授乳中に母親が自分でマッサージ
  5. マッサージは閉塞部位から乳頭に向かって行う 
  6. 授乳後に手か搾乳器で搾乳


💁 乳房に関する過去の投稿 ➜ コチラ

(投稿者 川崎)

0 件のコメント: