- 近年,心臓MRのT1 mappingが臨床現場に普及してきました.特にアミロイドーシスなど蓄積病の診断過程ではとても有用です.
- 心臓サルコイドーシスではMRIは従来からT2と遅延造影が用いられてきました.しかしT1に関してはあまり知られていません.
- 心サルのガイドラインでもT1に関してはほとんど記載がありません.これはT1の臨床普及が比較的最近であるためと思われます.
👀 最近の報告…今後もデータの蓄積が必要のようです😐
- サルコイドーシス疑い例では心事故がT1・ECV上昇と関連(Eur J Hybrid Imaging 2021;5:24)
- T1は全身性サルコイドーシスの早期心臓病変のマーカーとして役立つ(Rofo 2021;193:68-76)
- 心臓外サルコイドーシス無症候性例で心筋T1とECVの異常なし(NMR Biomed 2020;33:e4388)
- 全身性サルコイドーシス例はコントロール健常者よりT1値が上昇(Radiology 2017;285:63-72)
(投稿者 川崎)
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