👴 歴史クイズ
(Public Domain)
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モーリッツ・ロート(1839-1914)
- スイスの病理学者で1872~1898年はバーゼル大学の病理学教授
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感染性心内膜炎で出現する網膜出血斑(Roth's spot)を発見(※)
- ロート斑はオスラー結節同様に免疫学的現象で生じ頻度は2~10%
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心内膜炎が疑われる例での診断能は感度5.1%,特異度98.3%(#)
- ただし血液疾患や高血圧・糖尿病,妊娠中毒症,HIVなどでも出現
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トリビア
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Roth's spotと名づけたのはドイツの医師Moritz
Litten(1845-1907)なので,Litten's spotsあるいはLitten's
signとも呼ばれているそうです.ともに名前がMoritzなのは偶然なのでしょうがとても興味深いと思います.
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しばしばロス斑と間違われますが,学会用語集にもロート斑と記載されています(目薬のロート製薬と覚えるといいかも😁).ちなみにロート製薬の英称はROHTO
Pharmaceutical Co.で,由来はロートムント博士(引用)
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(投稿者 川崎)
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