このブログを検索

2019-09-11

丹毒(たんどく) Erysipelas

  • 本体 溶連菌(特にA群β溶血性連鎖球菌GAS)による化膿性炎症
  • 特徴 表皮の基底層および真皮浅層を水平方向に急速に拡大する
  • 病理 浮腫とリンパ球の浸潤が主体(蜂窩織炎では好中球が主体)
  • 原因 菌体および菌が産生する毒素に対する免疫アレルギーの関与
  • 鑑別 全皮膚疾患:特に蜂窩織炎(下肢に多い/丹毒は顔面が多い)
  • 症状 浮腫性紅斑と腫脹,発熱,倦怠感(疼痛は強くないことが多い)
  • 治療 抗生物質(特にペニシリン系)/再発する習慣性丹毒に要注意



関連投稿(顔の紅斑 👹)

(投稿者 川崎)

0 件のコメント: