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2023-10-03

もう一つのPET:腹膜平衡試験/peritoneal equilibration test

  • 腹膜透析で腹膜機能を評価する方法の一つ(最も広く普及している)
  • 貯留時間,交換回数,PD液濃度・量の決定など腹膜透析処方に重要
  • 腹膜平衡試験(PET)には標準法と簡便法(fast PET)の2種類あり
  • 標準法(下記参照)でのD/P Cr比は,男性で平均0.67,女性は0.65
  • 透過性の高い順にHigh,High average,Low average,Lowの4分類
  • 透析期間の長期化で腹膜透過性(D/P Cr)は亢進し除水性能は低下
  • 除水性能の低下群(つまり上記分類のHigh群)では予後が悪い傾向


👾 実際の方法
  • ブドウ糖濃度2.5%透析液(または同等の浸透圧透析液)2.0 Lを4時間貯留し,注液2時間目,4時間目における透析液中クレアチニン濃度(D)と血液中クレアチニン濃度(P)の比(D/P Cr),および透析液中ブドウ糖濃度(D)とその初期濃度(D0)の比(D/D0 Glu)を測定し前者で小分子物質の除去効率,後者で除水効率を評価.簡易腹膜機能平衡試験(frequently and short time peritoneal equilibration test: Fast PET)は標準的PETの4時間目のデータだけで評価する方法

💁 透析に関する過去の投稿 ➜ コチラ

(投稿者 川崎)

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