- チロシンキナーゼ阻害剤(抗線維化剤):効能または効果:特発性肺線維症、全身性強皮症に伴う間質性肺疾患、進行性肺線維症(添付文章情報)
- 主な副作用は下痢: INPULSIS試験で、下痢はニンテダニブ群61.5% vs プラセボ群18.6%(ただし軽度〜中等度が多く、投与中止は4.4%程度)
- 下痢の機序:上皮成長因子受容体(EGFR)による塩化物分泌の負調節が阻害され、管腔内に過剰な塩化物イオンが移動することによる分泌性下痢
塩化物分泌とEGFR-TKI関連下痢の関係
正常な腸管上皮における塩化物分泌機構(青点線)とEGFRによる塩化物分泌の負の制御(赤実線)。NKCC1:ナトリウム-カリウム塩化物共輸送体1型;CFTR:嚢胞性線維症膜貫通コンダクタンス調節因子;CaCC:カルシウム活性化塩化物チャネル;cAMP:環状アデノシン一リン酸;EGFR:上皮成長因子受容体;ErbB2:ヒト上皮成長因子受容体2;EGF:上皮成長因子;TGF-α:形質転換成長因子-α;ERK:細胞外調節タンパク質キナーゼ;PI3K:ホスファチジルイノシトール-3-キナーゼ;Akt:プロテインキナーゼB;PKC:プロテインキナーゼC。(AI訳)(投稿者 山中/川崎)

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