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2018-03-05

mmHg 🔃 cmH2O

mmHg ➜ 血圧(体血圧),左室拡張末期圧,肺動脈圧などの単位 
cmH2O ➜ 身体所見における頸静脈圧の単位(正常4-10 cmH2O)

両者の換算 🔃 1 mmHg = 1.36 cmH2O  あるいは 1 cmH2O = 0.74 mmHg

山崎直仁先生の「右心不全と肺高血圧」 (心エコー 2018;19:22-9)より

🙋 その理由はもちろん「銀の比重が水の比重より13.6倍大きいから」です

脳脊髄液の単位もmmHgではなくてcmH2Oが使われる(正常値 5-18)
ただし厳密には水でないからmmCSFやcmCSFと表記されることもある

(投稿者 川崎)

2018-03-04

心筋の虚血カスケード

心筋虚血時に生じる一連の流れ/カスケード=cascade=【名】滝状の流れ,【動】滝状に流れる
心筋虚血心筋の代謝障害局所心筋の拡張機能障害収縮機能障害心電図変化 胸痛
Nesto RWとKowalchuk GJによって提案された観念(おそらく) (Am J Cardiol 1987;59:23C-30C)

心臓 2010;42:612-9 より)

👉 ポイント
  • 虚血時に出現するST変化や症状はカスケードの最終段階
  • 虚血の回復過程は逆の順になる(reverse ischemic cascade
  • 胸痛時に心エコー図で異常がなければ虚血の可能性は低い

(投稿者 川崎)

クーベレール子宮 Couvelaire uterus

常位胎盤早期剥離による出血が子宮筋層を越えて子宮漿膜側まで及んだ子宮
フランスの産婦人科医Alexandre Couvelaireが報告(Ann Gynecol Obstet 1912;9:486)
別名はuteroplacental apoplexy=子宮胎盤溢血


  • 胎盤早期剥離の稀な,しかし致命的ではない合併症
  • 診断は肉眼的な子宮表面の斑状青紫色の確認による
  • 治療は保存療法で,子宮摘出を要することは稀である


(投稿者 川崎)

2018-03-03

CTクイズ





(投稿者 川崎)

松下金曜会 「病歴:アートとサイエンス」

最初の段落より
  • ベテランの臨床医は,既往歴は患者ケア技術の核心であるともっともらしく口にする.彼らは,症例の85%は病歴から診断が導かれることを主張する文献を引用し続けている.
  • しばしば引用される85%という数字は疑わしい.なぜなら,患者から医師に提供される病歴情報とは,実際は以前に外来を受診したり入院したときの一連の臨床検査・画像診断データの要約に他ならないからである.

最後の段落より
  • T・S・エリオットはこう言ったことがある.「叡智のあるところでは知識は失われ,知識のあるところでは情報が失われる
  • 検査結果は疑いもなく,重要であり情報を与えてくれる.それは,病歴として語られる患者の話と,身体所見の情報と結合されたときにのみ知識となる.そして,医師がこの真実を認識したとき叡智を獲得する

参考書籍:「聞く技術 答えは患者の中にある」

(投稿者 川崎)

2018-03-02

クイズ Who's Who?





(投稿者 川崎)

エルスバーグ症候群 Elsberg syndrome

  • 無菌性髄膜炎に伴う急性仙髄神経根障害による一過性の膀胱括約筋障害
  • 米国の神経外科医Elsberg CAが報告(Surg Gynecol Obset 1913;16:117–35)
  • ヘルペスウイルス感染などに関連した自己免疫疾患と考えられている
  • パルス療法を含む早期のステロイド治療が有効な症例が少なくない
  • 尿障害の持続期間は平均26.9日で全例で改善(Annual Review 神経 2004.127-132)

炎症が脳・脊髄実質などに及んだ場合は中枢神経・神経根症状を合併したADEMの臨床像をとる
典型例 ➜ Elsberg症候群を呈した急性散在性脳脊髄炎(ADEM)の2例(日内会誌 2005;94:2379-81

(投稿者 川崎)

2018-03-01

心エコー図クイズ

弁は3尖ありそうだが何かいつもと違う?





(投稿者 川崎/山野)

2017年度JAMEP 基本的臨床能⼒評価試験 (IV. 疾病各論)

  1. 免疫不全宿主では帯状疱疹が全身に広がることがある(=播種性帯状疱疹).播種性帯状疱疹は通常の帯状疱疹と異なり,水痘と同様に飛沫感染(空気感染)対策が必要である.
  2. コンタクトレンズの医学的禁忌には,ぶどう膜炎や前眼部の急性および亜急性炎症,眼感染症,ドライアイなどがある.緑内障や白内障,糖尿病性網膜症はコンタクトレンズの禁忌ではない.
  3. ブドウ球菌によるToxic Shock Syndrome (TSS)が疑われる場合は,初期治療としてVCM+CLDMを選択する(VCMはMRSAの可能性を考慮/CLDMはトキシン合成の抑制).起因菌の不明時はグラム陰性桿菌の可能性も考えCTRXなどもを併用
(投稿者 川崎)

北河内・総合診療連携講演会のお知らせ(当院共催)


特別講演1
市立福知山市民病院 研修センター長 川島篤志先生
「地域基幹病院における総合内科のあり方 ~地方都市研修機能という観点より~」

特別講演2
産業医科大学 公衆衛生学教室 教授 松田晋哉先生
「医療制度と総合診療 ~DMとCKDを例として~」

(投稿者 川崎)