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2023-04-07

CGA分類

  • CKD(chronic kidney disease:慢性腎臓病)の重症度を原因(cause:C), 腎機能(GFR:G),蛋白尿(アルブミン尿:A) で分類する方法.このCGA分類を元に作成されたのが以下の有名なヒートマップ.

- CGA分類によるCKDの重症度分類 -

👍 CGA分類に準じたカルテ記載を心がけたい
  • #CKD 糖尿病 G2A3
  • #CKD 慢性腎炎 G3bA1
  • #CKD 腎硬化症疑い G4A1
  • #CKD 多発性囊胞腎 G3aA1
  • #CKD 原因不明 G4A2


(投稿者 川崎)

2021-10-24

CKD-MBD 慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常

  • CKD-MBDとはChronic Kidney Disease-Mineral and Bone Disorderの略で,2006年にKidney Disease: Improving Global Outcomes (KDIGO) が提唱(Kidney Int 2006;69:1945-53
  • 慢性腎臓病に伴う高リン血症や二次性副甲状腺機能亢進症などが腎性骨症や血管石灰化などを来し,骨折や心血管イベント(死亡を含む)というアウトカムに至るという全身疾患概念
  • 線維芽細胞増殖因子23(FGF23)が発見され,この因子がMBDの重要因子になってからは,CKD-MBDの心血管系への影響として血管石灰化以外に心不全も意識されている


日腎会誌 2018;60:101‒5/上記文中の文献4はコチラ

(投稿者 川崎)

2017-09-14

グラム・クレアチニン

尿蛋白/クレアチニン比の俗称で,随時尿蛋白濃度(mg/dL)を尿クレアチニン濃度(mg/dL)で除した値
正常値は0.15g/g・Cr未満で,腎機能低下や腎炎,多発性嚢胞腎,高血圧,多発性,移植腎などで上昇
畜尿で求めた1日尿蛋白排泄量と良好な相関を示し,慢性腎臓病CKDの定義および重症度分類にも採用

CKD 診療の概念の基本 「CKD 診療ガイド2012」より

(投稿者 川崎)

2022-07-23

CRAS シーラス  心腎貧血症候群

  • Cardio-renal anemia syndromeの略で,心不全・腎不全・貧血が互いに悪影響する病態
  • イスラエルの腎臓内科の医師 Silverberg らが提唱した(Clin Nephrol 2003;60:S93-102
  • 最近は鉄欠乏を加えcardiorenal-anemia-iron deficiency syndrome( CRAIDS クライズ )ともいう
  • 心不全とCKD,鉄欠乏(貧血なし)ならcardiorenal-iron deficiency syndrome(CRIDS) 

- 慢性腎臓病と心血管疾患連関の考え方の推移 -

💁 CKDに関する過去の投稿 ➜ コチラ

(投稿者 川崎)

2018-03-29

腎臓の疾患

💀 以前 ➜ 急性腎不全(acute renal failure, ARF) 慢性腎不全(chronic renal failure, CRF)
👴 最近 ➜ 急性腎障害(acute kidney injury, AKI) 慢性腎臓(chronic kidney disease, CKD

👶 「急性腎臓病とは言わないでね」





(投稿者 川崎)

2018-03-01

北河内・総合診療連携講演会のお知らせ(当院共催)


特別講演1
市立福知山市民病院 研修センター長 川島篤志先生
「地域基幹病院における総合内科のあり方 ~地方都市研修機能という観点より~」

特別講演2
産業医科大学 公衆衛生学教室 教授 松田晋哉先生
「医療制度と総合診療 ~DMとCKDを例として~」

(投稿者 川崎)

2018-04-09

日本人における虚血性心疾患の危険因子

日本循環器学会を含む合同研究班による虚血性心疾患の一次予防ガイドライン(2012年改訂版)より(2018年4月確認)
  1. 男性は45歳以上,女性は55歳以上
  2. 家族歴として両親,祖父母および兄弟・姉妹における突然死や若年発の虚血性心疾患の既往
  3. 喫煙
  4. 脂質異常症:高LDLコレステロール血症(140mg/dL以上),高トリグリセライド血症(150mg/dL以上)および低HDLコレステロール血症(40mg/dL未満)
  5. 収縮期血圧140mmHgあるいは拡張期血圧90mmHg以上.
  6. 耐糖能異常/糖尿病:①早朝空腹時血糖値126mg/dL以上,②75g糖負荷試験2時間値200mg/dL以上,③随時血糖値200mg/dL以上,④HbA1c(NGSP値)6.5%以上のいずれかが認めれらた糖尿病型,糖尿病型ではないが,空腹時血糖値110mg/dL以上あるいはOGTT2時間値140mg/dL以上の境界型とする.
  7. 肥満:BMI25以上またはウエスト周囲径が男性で85cm,女性で90cm以上とする.
  8. メタボリックシンドローム:内臓肥満蓄積(ウエスト周囲径が男性で85cm,女性で90cm以上)を必須にして,高トリグリセリド血症150mg/dL以上かつ,または低HDLコレステロール血症(40mg/dL未満),収縮期血圧130mmHgかつ/または拡張期血圧85mmHg以上,空腹時高血糖110mg/dL以上のうち2項目以上を持つもの.
  9. CKD:尿異常(特に蛋白尿の存在),糸球体濾過量(glomeruiar filtration rate GFR)60mL/分/l.73m<sup>2</sup>未満のいずれか,または両方が3か月以上持続する.
  10. 精神的,肉体的ストレスを危険因子とする.

👀 冠危険因子で性別毎の年齢をきっちり覚えているヒトって意外に少ないかも・・・💤

(投稿者 川崎)

2019-10-26

UACR 尿中アルブミン/クレアチニン比

  • UACR=Urine Albumin-to-Creatinine Ratio
  • 随時尿Alb(mg/dL)を尿Cr(mg/dL)で除した値(正常は通常30未満)
  • 糖尿病における糸球体病変の早期検出のため測定されることが多い

🔬 検体の採取と評価法 
  • 随時尿における定量試験では,同時に尿中Crを測定してアルブミン・蛋白/Cr比を求めて評価する(1gのCr当たりの量).アルブミン/Cr比が30~299mg/gCrであれば微量アルブミン尿と診断する.起立性蛋白尿を除外するために随時尿では一度は早朝第一尿を用いて検査をする.

👻 おまけ
  • 随時尿蛋白/クレアチニン比(俗称グラム・クレアチニン)と混同しないように.こちらは1日の尿蛋白量を推定するための指標で,正常値は0.15g/gCr未満です.

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(投稿者 川崎)