フレイルは「身体的」、「精神・心理的」そして「社会的」要素からなり、健常な状態よりは虚弱化が進行しているが、いわゆる「身体機能障害(disability)」とは異なり、適切な介入によって健常状態に回復することが可能な状態(原文そのまま)
- フレイルは3種類に分類=身体的(Physical),精神的(Cognitive or Mental),社会的(Social)
- 本邦のフレイルの頻度は身体的フレイル=7~9%,精神的あるいは社会的フレイル=20~30%
- 本邦で用いられることが多いロコモティブシンドローム(ロコモ)は身体的フレイルとほぼ同義
診断基準(一例)
- 歩行速度低下(<1m/秒)
- 握力低下(男性は30kg未満,女性は20kg未満)
- 易疲労感(自己申告)
- 活力低下
- 体重減少(年間>5kg)
参考文献)フレイルの概念と予防(Jpn J Rehabil Med 2015;52:51-4)
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(投稿者 川崎)