- くも膜下出血(SAH)後の硝子体出血(原因に脳出血も含むことあり)
- 発生頻度はSAHの8~19.3%,脳内出血の9.1%,外傷性脳損傷の3.1%
- 原因は上昇した頭蓋内圧で自然軽快例も多いが手術を要する症例も有
- 前交通動脈瘤や内頸動脈瘤に多く重篤例・再出血例に多く予後は不良
- 由来は仏眼科医Terson(1900)であるが初報は独眼科医 Litten(1881)
Terson’s Syndrome
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(投稿者 川崎)
グレード | 臨床領域 | 機能領域 |
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1 | しびれ、皮膚知覚過敏、ヒリヒリ・チクチク感、 無 痛性腫脹、無痛性紅斑、色素沈着、爪の変形 | 日常生活に制限を受ける ことのない症状 |
2 | 腫脹を伴う有痛性紅斑、 爪甲の高度な変形・脱落 | 日常生活に制限を受ける症状 |
3 | 湿性痂皮・落屑、水疱、潰瘍、強い痛み | 日常生活を遂行できない症状 |