しかしカレー粉はヨモギ花粉(mugwort
pollens)と交差反応性を示すため,実は隠れたアレルゲンだそうです(※).実際に "Allergy to curry: case report"
というタイトルの論文も見つけました(Allergol Immunopathol 2011;39:383-5).
僧帽弁輪旋回型心房頻拍と診断し,僧帽弁輪峡部に対する線状焼灼およびMarshall静脈(VOM)の走行に沿って内膜を焼灼中に心房頻拍の停止を得た。しかし,4ヶ月後に心房頻拍が再発したため再CAを行った。前回と同じ VOM を介した僧帽弁輪旋回型心房頻拍と診断された。心内膜側からの通電では永続的なブロックが難しいと判断し,エタノールアブレーションを行った。エタノールをVOMに注入したところ頻拍周期が延長を伴って停止し,僧帽弁輪峡部のブロックを得た。(補足)マーシャル静脈は冠静脈洞から分岐し左肺静脈と左心耳の間の心外膜側を斜走する静脈で,心房細動の発生や維持に関与することがある。
常勤の循環器内科医では対応しきれず,非専門医が大半の心不全患者を管理しているため,非専門医でも心不全の診断・治療方針の決定ができる指標が必要である。そこで村山,岩野らが考案した心エコー図のドプラ機能を使うことなくB modeのみで左室充満圧を推定できるVMTスコアを活用し心不全の診断・治療方針の決定に寄与している。(補足)VMT(visually assessed time difference between the mitral valve and tricuspid valve opening)スコアは断層心エコー法を用いて評価した左右の房室弁開放時相差の視覚的評価に基づいたスコアリング法。
先日,抗生剤など様々な薬剤に新たなアレルギーを示すようになった方を経験しました.決してアレルギー体質の患者さんではなくて,それまでに同じ抗菌薬などの複数回投与も問題ありませんでした.主治医の先生にMultiple drug intolerance syndromeという病態があることを教えてもらいました.
💣 MDIS: Multiple Drug Intolerance Syndrome
概略:化学的,薬理学的,免疫原的に無関係な少なくとも3つの薬物に対する副作用を示す状態
類似:multiple drug hypersensitive syndromeやmultiple drug allergic
syndromeは通常2剤以上