- 概略 口腔粘膜に網状や斑状の白色病変と軽度角化異常を伴う慢性炎症性病変
- 症状 びらんや潰瘍を伴う紅斑性病変を生じると不快症状や接触痛などが起こる
- 鑑別 口腔粘膜の病変(特に白板症や初期口腔癌、他のびらん性疾患は必須)
- 疫学 一般人口の 1.27%(男0.96%、女1.57%) で人種差や地域差はない
- 治療 通常は難治性で長期間を要する(ステロイド剤の局所療法など:下図)
- 病因 不明:発症誘因や増悪因子が想定できる症例では取り除くと改善あり
(投稿者 川崎)
労作時の息切れで来院した症例(座位)