- 特徴 組織学的に正常もしくはほぼ正常に見える肝細胞より構成される結節
- 病理 中心性瘢痕と放射状に広がる線維性結合織(内部は動脈と胆管の増生)
- 画像 ドプラで中心→辺縁の車軸状動脈性血管構築(spoke wheel pattern)
- 疫学 良性肝腫瘍性病変では肝血管腫の次に高頻度で比較的若い女性に多い
- 原因 局所的な動脈血流の異常に伴う過形成性変化が成因と考えられている
- 鑑別 肝細胞癌(fibrolamellar含),肝腺腫,血管筋脂肪腫,肝血管腫など
(投稿者 川崎)
労作時の息切れで来院した症例(座位)