- VAIVT=Vascular Access Intervention Therapy(旧名はシャントPTAです)
- 血液透析用バスキュラーアクセスのインターベンションによる修復の手技
- 放射線透視下で造影剤を使用する方法と超音波ガイド下で行う方法の2通り
🔎 VAIVT関連アレコレ
- 日本国内の透析患者数は約34万人で米国,中国についで世界第3位.その人口に対する比率はおよそ国民372人に1人で,台湾についで世界第2位.
- 維持透析に必要なバスキュラーアクセス(vascular access: VA)には,自己血管使用皮下動静脈瘻(arteriovenous fistula: AVF)と人工血管使用皮下動静脈瘻(arteriovenous graft: AVG)がある.国内では約90%がAVFで,7%がAVGである.
- 本邦でのVAIVTは通常のバルーン拡張で行われ,1年後の一次開存率はAVFで40-50%,AVGで30-40%である.海外では薬物コーティドバルーン(drug-coated balloon: DCB)が使用可能.
参考)Coronary Intervention 2020;16:41-5/人工臓器 2019;48:16-23
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(投稿者 川崎)